バランスボールでトレーニング
バランスボールとは、Gボールやエクササイズボールとも呼ばれ、直径が20センチメートルから120センチメートルのビニール素材の重荷重にも耐えられるように作られているボールです。
このボールを用いて体幹トレーニングをしたり筋肉トレーニング、ダイエットといった効果を得ることができるとして、注目されています。
バランスボールというのは、もともと病気や怪我によって障害を負った人がリハビリをするために用いるツールです。
ただのボールと思われがちですが、様々な方法でリハビリをすることができ、その便利さからリハビリ以外の場でも浸透しています。
ジムでのトレーニングで用いることもありますし、自宅でテレビを見ながらのトレーニングに用いているという人もいます。
自宅にバランスボールを持っているという人も増えているのです。
オフィスでバランスボール
オフィスでバランスボールを用いているという人が増えています。
職場の座席で椅子ではなくバランスボールに座って仕事をしているのです。
職場の椅子をバランスボールに替えることによって仕事をしながらエクササイズをすることができます。
バランスボールを椅子にすることは、机との位置関係の不安や体力的な面でも不安があるものです。
しかし、いざ始めてみるとその効果の高さに驚く人が多いのです。
まず、バランスボールには姿勢正しく座らないと同じ姿勢が維持できません。
バランスよく安定した位置で座るためには無意識のうちに自然と正しい姿勢になっているのです。
私たちは知らず知らずのうちに姿勢が正しくない状態で過ごしている人が多いです。
姿勢が悪くなると内臓が正しくない位置にきたり、姿勢が歪んで太りやすくなったりする原因となります。
自分で正しい姿勢になろうとしてもなかなか難しく、無意識のうちに正しい姿勢を作るということができるバランスボールは姿勢の矯正器具としてはとても便利なものです。
次に、バランスボールに座っていると意外と筋肉を使います。
正しい姿勢を保つために筋肉を必要としますし、立ち上がったり屈んだりの動作でも体を動かすのが大変です。
また、バランスボールで過ごすと、座り作業が多い日でもむくみにくいという効果があります。
椅子は座り続けているとクッション性が低くなりますが、バランスボールは空気が抜けてくれば足せば良いだけなのでいつまでも空気がしっかり入ったお尻に優しい状態をキープすることができるのです。