6畳アパートから始まったHIROKEN社
HIROKENとは、士業や不動産分野を中心としたウェブメディア「街角相談所」シリーズの運営やウェブ広告事業、コンサルティング事業で急成長中の企業です。
2011年の創業時には下北沢の6畳のアパートで3人でスタートした企業が、すでに従業員40名でグループを含めたら100人規模の企業となっている勢いのある企業なのです。
オフィスは2013年よりスペースが必要となり恵比寿から中目黒に移転しています。
社長自らがオフィス環境を考えて設計しており、事業領域が広がり職員数が増えているのにもかかわらず開放的なオフィスを維持しています。
HIROKEN社のオフィスの特徴
HIROKEN社の特徴として、インターネット事業を取り扱っているために内勤者が多いというところがあります。
また、エンジニアやデザイナーといったクリエイティブな仕事だけでなく営業担当もおり、社内にとどまらず社外での仕事がメインの従業員もいます。
このように社内での仕事がほとんどであるメンバーと社外での仕事が多くなりがちなメンバーとがいるので、日々のやり取りや打ち合わせをスカイプで行う場面も多くあります。
そこで、仕事を行う際に気分転換が挟めたり状況によって仕事場を変えられるように、ここが仕事に集中できるデスク環境だけでなく、気分を変えられるパブリックスペースが多く設けられているのが特徴です。
特に、開放感を演出するために、目立った仕切りは用いることなくスペースを区切る工夫がされています。
色使いや使用する素材を変えることで会議室と打ち合わせスペースを使い分けて自然と気持ちの区切りが付けれるような構造設計がされています。
他にも全員が揃うことができる広さのスペースがあるのが特徴です。
入社式を行うことができたり、皆で揃って食事をとることができたりという場があるおかげで、コミュニケーションをとる機会を設けやすいですし、職員にとって共通の思い出を作ることができるスペースがあることで従業員の結束も高まります。
打ち合わせスペースの工夫
フリースペースは居心地よくゆったり過ごせる環境整備がされているのに対して打ち合わせスペースは黒く引き締まった印象の構成になっています。
これは滞在する部屋によって思考や発想が変わるように工夫をしています。
社内で求められるアイデアや知識は明るい空間で思いつきやすいものと暗い空間で思いつきやすいものと両方があります。
滞在する部屋の違いによって、自然と頭の切り替えができて求められているアイデアが湧き出やすい環境配備をしているのです。
同様に黄色い大きなソファーが社内では打ち合わせをする姿をよく目にします。
これは、黄色のパワーある空間が集中できる環境を作り出し、仕事に集中して短期間で成果を出す空気作りがされているのです。